この記事は、ギフテッド当事者であるギフ太がどんな絵を書けるのかということをご紹介しております。 見たものがそのまま書けることと、絵が上手なことは違うのだよというお話です。
Googleの検索ワードを調べたところ「ギフテッド 絵」というキーワードの検索が多く見られました。
そこで、本記事ではギフテッドの描く絵についてお話していきます。
あくまで私の場合はという話ですが、ギフテッドがどんな絵を描くのか、絵の才能があるのかどうかについてお話したいと思います。
ギフテッドって何?という方はこちらの記事【ギフテッドとは】をご参考ください。
目次
見たものをそのまま描くのは簡単
以前、妻と会話をしているときに絵の話題になりました。
私が、「見たものをそのまま描くのは簡単だけど、デフォルメして描くのは難しいから漫画家さんやイラストレータさんって凄いよね。」という発言をしたところ、「見たものをそのまま描くのだって難しいよ」と言われて、そうなんだと思ったのを覚えています。
たまに、テレビなどで写真のようにリアルな絵を描く人が取り上げられているのを見たことはありませんか?
あれに対して私は、なんとなく自分にもできそうだなという感覚を持っていました。
ある日、ふとそのことを思い出したので、試しにやってみようと何かの写真を見て絵を書いてみることにしました。
特に画材などは持っていなかったので、近くにあったシャーペンを片手に描いてみたところ、やはりというか、なんとなく感じていた程度の絵は苦労せずに描くことができました。そのときの絵がこちらです。
妻にこの絵を見せたところ、普通はこんな描けないと言われ、そこで自分の絵に対する感覚が一般の感覚とズレているということに気が付きました。
意外と自分の中の当たり前が、世の中の当たり前じゃないことってありますよね。
その人にとっては特別な感覚ではないので、人と比べるまで、人に言われるまで気付かなかったということは誰にでも経験があるのかなと思います。
私にとって、絵を見たままに描くとはそういう感覚でした。
もしかしたら、これは、こちらの絵本【はじめてであう すうがくの絵本】を幼少期に愛読していたのが関係しているのかもしれません。
念の為、私の絵を描く経験について補足をしておくと、幼少期は遊びの一環として人並みに楽しんでいたことはあると思いますが、物心ついてからの絵を描く機会は美術の授業くらいしかなかったと思います。
ちなみに以前こちらの記事【IQを上げる具体的な方法24選!体験談を交えてお伝えします】でデッサンの仕方をご紹介したのですが、このデッサンの方法は美術の授業中に自分が遊んでいて編み出したもので、小さい頃から絵を練習していたということではありません。
何も見ないでは上手に描けない
なので、デフォルメした絵や何も見ないで描く絵は下手くそです。ちょうど目の前にボールペンがあったので、サザエさんと安西先生(スラムダンクに出てくる監督)を見ないで描いてみました。
うん、今日は調子が良いですね。ベストパフォーマンスは出せた気がします。
この私の作画レベルをどう評価するかは皆様にお任せしますが、自分としては絵の才能は全くないという認識なので、何も見ないで絵を描ける人が羨ましく・凄いと感じております。
どうして見たものをそのまま描けるのかと聞かれたら、正直に答えると自分でもわかりません。文字通り見たものをそのまま真似して描いているだけという感覚です。
先天的に備わっている力なのか、後天的に身についたものかも不明です。
仮に後天的に身についた能力だとしたら、こちらの記事【IQを上げる具体的な方法24選!体験談を交えてお伝えします】に書いてある、私が幼少期におこなっていた遊びが何かしら影響しているのだとは思います。
もし幼少期に持っていた映像記憶の能力が今も残っていたら、頭の中の映像を見て描くことによって実際は何も見ずにいろいろ描くこともできたのでしょうが、残念なことに今はそれもできません。
見ないで描ける方が羨ましいです。何も見ないで上手に絵を描ける方はいったいどういう頭の使い方をしているのでしょうか。どなたか教えてくださると嬉しいです。
まとめ
サンプルのデータが自分だけしかないので、一般的なギフテッドの方がどういった絵を描くのか、共通する何かがあるのかはわかりませんが、とりあえず見たものをそのまま描くことができるギフテッドもいるということはお伝えできます。
そして、見たものが描けるからといって絵が上手いわけではないということも同時にお伝えしたいです。
それに、見たものが描ける = ギフテッド、ということでもないと思います。
自分と似たようなタイプの方が実際にどれくらいの割合で存在するのか、知りたいですね。
どなたかご存知の方がいらしたら教えて欲しいです。よろしくお願いいたします。