芸能人の浮気やスキャンダルが気になる方や、自分の人生が良くならないニュースに興味を持ってしまっているという自覚がある方はぜひご覧ください。
目次
「自分の人生が良くならないニュースに興味を持つ残念な人たち」とは
とあるアンケート調査を見たメンタリストのDaiGoさんの言葉
「自分の人生が良くならないニュースに興味を持つ残念な人たち」とは、とあるアンケート調査を見たメンタリストのDaiGoさんが発していた言葉です。
そのアンケート調査とは、とある商店街にいる通りすがりの人々が対象で、その時旬な10個のニュースの中から、[興味のあるニュース]を選んでもらうというものです。
ちなみに上記YouTube動画が元ネタです。
私もこのアンケート結果を見てショックを受けたのと、DaiGoさんの発言がとても「言い得て妙」だと感じたのでこの件についてお話してみたいと思いました。
ちなみにその時のアンケート結果が下記になります。黒丸(●)が興味を持った人の数です。
強制送還の4人 「ルフィ」正体は | ●●●●●● ●●●●●● |
秘書官問題発言 オフレコ破り物議 | |
河野大臣 SNS利用にマイナカード | ●●● |
米軍中国の偵察気球を回収 | ●●●● |
電通 五輪問題で第三者委員会設置へ | ● |
楽天 過去最大の赤字3728億円 | ●●● |
ChatGPTの利用急拡大 正確さに懸念 | ● |
マスク緩和 個人判断3月13日から | ●●●●●● |
ガーシー議員「告訴人は綾野剛」 | ●●●●● |
ダルビッシュ帰国 侍ジャパン合流へ | ●● |
ルフィ事件の正体のような、それを知ったところでその人の人生に何も好影響がないようなことにこれだけの興味がいくのですね。
そして、私にとってはまるで世界が変わっていく瞬間に立ち会えているようなワクワク感を得られるChatGPTへの世間の感心がここまで少ないのにはとても残念な気持ちになりました。
ちなみに、ChatGPTって何?って方はこちらの記事【人工知能(AI)にギフテッドについて色々と聞いてみた[ChatGPT]】をご覧いただけると嬉しいです。
インターネット黎明期に立ち会えなかった自分にはわからないことですが、もしかしたらその当時、ネットに対する世間の感覚もこのようなものだったのかなと思ってしまいました。
芸能人の浮気やスキャンダルに興味を持つ人々も同じ
これって、芸能人の浮気やスキャンダルなどに興味を持つ人々にも同じことが言えるだろうなと思いました。
私には、その感覚が全くないので共感はできないのですが、そういう人がたくさんいるというのはニュースの需要があることからも理解はできます。
しかし、これらは、DaiGoさんの言葉通り、自分の人生が良くならないニュースだと私は感じてしまいます。
知的好奇心を大事にしている自分としては、これは知的好奇心によるものだと言われてしまうと上手く言い返せないのですが、おそらく多くの方はそういうことではなく、非難する対象として見ているのではないかなと推測しております。
仮に私の予測が当たっていたとしたら、精神衛生的に本人にも良くない(人生がもったいない)と思ってしまうので、もしそんな自分を変えたい・変わりたいという方がいらしたら全力で応援したいですね。
残念な人にならないために
残念な人にならないために必要なことは、そのまま逆のことをすればいいだけですよね。
要は、自分の人生を良くするニュースに興味を持つということです。
今は、良くも悪くも自分が興味を持つニュースが勝手に集まってくる時代です。(インターネットを利用して情報を得ている人々にとっては)
その仕組を上手く利用すれば、昔より簡単に、自分の人生を良くするニュースだけを手に入れることができます。
テレビのような最適化されないメディアを避け、ネット上のメディアから情報を得る
その方法を簡単にまとめると「テレビのような最適化されないメディアを避け、ネット上のメディアから情報を得る」ということです。
もちろん信憑性・信頼性というものがあるので、正しい情報を必要とする方は新聞や有料のニュース情報誌・サイトを利用するのは当然ありだと思います。
ただ、どのメディアを利用するにあたっても基本的に大人の事情(情報の偏り)というのがあるので、各メディアの性質を理解してうまく使い分ける(それが面倒なら1つだけの情報源でなく多くの情報源を利用する)というのが効果的だと思います。
最適化された情報を手に入れるデメリット
察しの良い方はお気づきだと思いますが、あまりにも最適化された情報ばかりを取得するというのも情報の偏りというデメリットがあります。
もちろん開発側もそのことは認識しているので、一定の確率でランダム性を出したりして新しい情報も程よく入ってくるような仕組みも生まれてきてはおります。
しかし、当然それで完璧とは言えない(というか、どのバランスが最適なのかは本人による)ので自分から新しい情報を取りに行くというスタンスも大事だとは思います。
新しい情報を知るために
とはいえ、知らない情報のことは知らないがゆえに自分からは見つけられないと思います。
そこで、大事なのが、周りの声に耳を傾けることと、知らないことを否定しない(知らないという理由で拒絶しない)ことです。
新しい情報というのは生きているだけでも、自分が思っている以上に入ってはきていると思います。
しかし、知らないという理由で(無意識的かもしれないですが)、否定してしまったり、距離を取ってしまう方は多いです。
それは非常にもったいないことだと思いますので、まずは余計な感情は横に置いておいて、とりあえず知るということは重要なことだと私は考えます。
否定することは知ってからでも遅くないですからね。
というより、知る前に否定するのは早すぎます。
詳しくはこちらの記事【「知らないと損」と考える利点とは[損失回避性の活かし方]】でもご紹介していますが、知らないと損だと思って行動するのもオススメの方法です。
周りの人より成果を出したい人にはある意味チャンス
こんなにも自分の人生が良くならないニュースに興味を持つ方が多いというのは個人的には悲しい話です。
しかし、考え方を変えたら人生が良くなるニュースに興味を持つだけで周りよりだいぶ知識を増やせると考えることもできると思います。
そういう意味では、仕事などで成果を出したいと考えている方にとってはチャンスだとも言えるのではないでしょうか。
今回の話はあくまで商店街の話なので(おそらくアンケートに答えたのは高齢者が多いので)実際に競合相手の方々がこうだと考えないほうが良いとは思います。
しかし、ある調査では日本の経営者(20~40代)の6割が「ChatGPT」を知らないという結果が出たそうです。
経営者でさえこのデータということは、日本にとってはとても危惧すべきことだと思いますが、知ることの優位性が非常に高いということとも言えるでしょう。
最後に
もし自分の人生が良くならないニュースに興味を持ってしまっていると自覚している方は、これを機に意識を変えるだけでも新しい情報が手に入り、自分の世界が広がる可能性が高いです。
世界が広がれば楽しいことも増えて、人生が今以上に楽しくなると思います。
自分の人生をさらに楽しくするためにも、「自分の人生が良くならないニュース」はそこそこに、新しい情報・「自分の人生を良くするニュース」を優先的に取りにいってみてはいかがでしょうか。