お子さんと対戦して遊ぶとき、本気を出すべきか手を抜くべきかで迷っている方はご覧ください。
先日、「親子で対戦するような遊びをするときに親が本気を出すべきか、それとも程よく手を抜くべきか」について話している方々を見かけました。
それに関して私も考えて、一つの結論を出してみたのでご紹介してみたいと思います。
私も子ども達がもう少し成長してそういう機会がやってきたときはこの方法で遊んでみようと考えています。
目次
結論:ちょうどいいハンデをつけて本気を出す
私が出した結論としては「ちょうどいいハンデをつけて本気を出す」です。
ちょうどいいハンデとは、接戦になるくらいのハンデという意味です。
お互いが本気で戦ったときに、とちらが勝つかわからない、そのときによって勝ち負けが変わるくらいのハンデが理想です。
どうして「ちょうどいいハンデをつけて本気を出す」のが重要なのか
こどものやる気を奪わないで親子一緒に楽しめる
ちょうどいいハンデをつけて本気を出すのが良いと思った理由は、「こどものやる気を奪わないで親子一緒に楽しめる」からです。
こどもによってやる気がなくなる理由は違う
お子さんによって対戦したときのやる気がなくなる理由というのは違うと思います。
おそらく、勝負事に負けてばっかりだとやる気がなくなる子というのは多いですよね。
だからと言って、親があからさまに手を抜いていたらこどもは気付きます。
そういう経緯で接待ゴルフのようにちゃんとやっているフリをしつつ負けてあげるという親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
かといって勝つことが当たり前になってしまってもそれはそれで飽きてしまいますよね。
そうならないように、たまには親が勝つというような調整をしているお父さんお母さんもいるかもしれません。
しかし、それは親としては楽しくないですよね。もちろんお子さんと一緒に遊んでいる・触れ合っているという意味では楽しいと思います。
ただ、勝負としてはつまらない、本気で楽しめてはいないと思います。
こどもは敏感なので、お父さんお母さんが本気で相手をしてくれているのか(親も一緒に楽しんでくれているか)どうかくらいはわかると思います。
そこで、ちょうどいいハンデをつけることにより、親も本気を出してこどもと一緒に楽しむことができ、こどもは本当に勝ったときの喜びや負けたときの悔しさというのを学ぶことができると私は考えております。
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ちょうどいいハンデの付け方とは
では、ちょうどいいハンデの付け方とは具体的にどうしたら良いのかについてもお話してみたいと思います。
当然ですが公式のルールとしてハンデの設定が可能なものはそれを利用すればOKです。
たとえば、将棋のように駒落ち戦(ハンデ付きの戦い)という仕組みがあるものはそれを利用すればいいので簡単ですよね。
ちなみに将棋は親子で楽しめるうえ知育や脳トレにももってこいなのでオススメです。詳しくはこちらの記事【将棋好きは生きやすい!「生きづらい」なら将棋をしよう】でも解説していますので、ぜひご覧ください。
もし気になるとしたら、ハンデの仕組みがないケースではないでしょうか。
そういう場合は自分でハンデを考える必要があります。とはいえそこまで難しく考える必要もないと思います。
下記に具体例をいくつか挙げてみます。
- タイムを競うものであれば、時間のハンデをつける
- 球技であれば、点数のハンデをつける
- 格闘ゲームであれば、体力ゲージのハンデをつける
- 思考ゲームは思考時間のハンデをつける
他にも、親は利き手と反対側の手を使うとか、使用できる技や行動を限定、するといった親の力を制限するという方法も一つの手段かなと思います。
ハンデを付けるうえで難しいところがあるとすれば、「どれくらいのハンデ量がちょうどいいか」ということだと思います。
それに関しては、一回目だとなかなか適したハンデをつけるというのが難しいと思うので、まずは適当にハンデを設定して対戦してみて、その結果をもとにその後のハンデを決めればいいと思います。
もちろん毎回同じハンデである必要はないので、お子さんの実力に合わせて臨機応変に変更するのが良いでしょう。
最後に
大事なことはお子さんの特性を見極め、その子に合った対応をしてあげることだと思います。
あれこれ書きましたが、この記事でご紹介した方法はあくまで一個人の考え方なので皆さんに推奨するというわけではありません。
何より大切なことはお子さんと楽しく過ごせているかどうかだと思います。
そのための手法として今回ご紹介した方法がいいなと思った方は使っていただけたら嬉しいです。