「自分には才能がない」「あの人は才能があるからできているんだ」そういう考えを持っている方はぜひご覧ください。
この記事を書いている今は、2022年サッカーW杯決勝でメッシ率いるアルゼンチンがエムバペ率いるフランスを延長PK戦の末に破って優勝した当日です。
試合を見た人はわかると思いますが、メッシもエムバペも素晴らしい活躍でしたね。
彼らはどうしてあれほどまでにサッカーが上手なのでしょうか。とてつもない才能があったからでしょうか。
そして私達には才能がないから彼らのようには絶対になれなかったのでしょうか。
そこで、この記事では「才能がない」「才能がある」ということに注目して書いていきたいと思います。
目次
才能のせいにすれば、努力不足を認めずに済む
自分より優れた能力を持っている人を見たとき、あなたはどう思いますか?
「あの人は才能があるからできるんだよ」「自分には才能がないから無理だ」とそう思うことは簡単です。しかし、それはある意味自分への諦めであり、自分を守るための言い訳でもあるのではと思います。
それはどうしてか。才能のせいにすることで、自分の努力が足りないということを認めないで済むからです。
これは、ある意味自己防衛本能なのだと思います。
自分より優れた能力を持つ人を見るたびに自分の努力が足りないと思わされていたら心が持たないという人も多いでしょう。
しかし、それは良いことなのでしょうか。もう少し考えてみましょう。
他者の努力を認めることが、才能のせいにしてしまわないコツ
生まれ持った才能というのは確かにいろいろなことへの有利な要素ではあります。
あるいは、生まれ持った有利な要素のことを才能と呼ぶのかもしれません。
しかくあくまで才能とは武器の一つであって、それだけですべてが決まることではありません。
才能のせい。才能を理由にするということは、その人の努力を認めないということでもあると思います。
メッシだろうが、エムバペだろうが、他のどの選手だろうが、常人では想像つかないような努力をしているはずです。
どんなに才能があっても努力をしなければ偉業を成し遂げることはできません。それはギフテッドと呼ばれる能力を持った自分も人一倍感じていることでもあります。
ギフテッドって何?という方はこちらの記事【ギフテッドとは】をご参考ください。
優れた能力を持っている人を見たとき、「きっとこの人はそれだけの努力をしているのだ」とそう思えるだけで自分ができないことを才能のせいにするということも減ってくると思います。
才能のせいにすることがなくなれば、今より努力もできるようになると思います。それは今の人生をより良くすることに繋がると思います。
才能と努力の話になると、私はいつもこの言葉を思い出します。
私の好きな漫画、ハイキュー!!(バレーボール漫画)でとある監督が言ったセリフです。
改めて見てもとても良い言葉だなとお思います。何かに向かって努力をしている人にはとても響く言葉なのではないでしょうか。
才能を理由にしてできないことを諦めるのは簡単です。しかし、それが癖付いてしまうと、頑張っている人を認めることができなくなり、何も努力ができなくなり、人生がつまらなくなってしまいます。
そうならないように、他者の努力をちゃんと認めるという意識を持つことが大事なのだと思います。
ハイキュー!! とってもオススメです。 スラムダンクなどのスポーツ漫画が好きな方にはぜひ読んでいただきたいです。
まとめ
「自分には才能がない」「あの人は才能があるからだ」と嘆き諦めるのは簡単です。
しかし、それを続けていると、自分の中の努力をするという気持ちが減ってしまいます。
そうならないためにも他者の努力を認める癖をつけましょう。
それが、人生を楽しくすることに繋がると思います。