「やりたいことがあるけど時間がないからできないな」そう思っている方はぜひご覧ください。
したいことがあるのに「時間がない」そう感じることはありますか?
多くのことをしている人を見て、「あの人は時間があって良いな」「自分には時間がないからできないな」と思われるかもしれません。
しかし、もしかしたらそれは時間の問題ではなく優先順位の問題かもしれません。
目次
1日に使える時間はだれもが同じ、配分は人それぞれ
1日が24時間とういのは誰もが知っていることですよね。
人によってその時間は変わりません。孫正義もイーロン・マスクも(超多忙な経営者たちも)1日は24時間です。
どんなに忙しい人もヒマな人も、24時間をどう使うか、どう配分するかは自分が決めています。
多くの人は、自分の中で絶対に必要な時間というのがあると思います。
そして、それ以外の時間に自分のしたいことをしているのだと思います。
しかし、その絶対に必要な時間も含め、どう配分するかは自分が決めています。
生きる上で絶対に必要な睡眠と食事ですら、それに使う時間は人それぞれです。
その配分をどうしているかは、その人にとっての優先順位で決まっていきます。
睡眠の優先度が高いなら睡眠時間を増やし、食事の優先度が高いなら食事の時間を増やします。
仕事の優先度が高ければ仕事の時間を増やし、趣味の優先度が高ければ趣味の時間を増やすのです。
時間が足りないのではなく、したいことの優先順位が低い
したいことがあるのに時間がないというのは、今したいことの優先順位が、既に埋まっていることに比べて低いということです。
例えば、新しいことを始めたいのに時間が足りなくてできない。と思ったことはありませんか?
そういうときにも、ついスマホを眺めていたり、横になっていたりという時間は少なからずありますよね。
それは、「新しいことを始める」ということの優先順位が、「スマホを眺めたり横になる」という優先順位より低いということなのです。
この考えを持っていると、どんな状況も説明がつきます。
世の中には「時間がない」という人もいれば、「ヒマで困る」という人もいますよね。
「ヒマで困る」という状況も考え方は同じで、優先度の問題です。そのヒマを感じている状況より自分にとって優先順位の高いことがないという状況です。
他にも、横になってスマホを見ているとき、「家事をしなきゃな」と思いつつ動く気になれないという経験はありませんか?
あるいは勉強したいのにダラダラしてしまうなど。
これらも全て、したいことの優先順位が今していることと比べ低いというのが理由です。
やりたいことがあるなら優先順位を上げる
やりたいことがあるけれど時間が足りないとき、多くの方は今していることの時間を短縮して時間を作るということを考えると思います。
もちろんそれも選択肢の1つとしてはありだと思います。むしろ最初はそれでいいでしょう。
しかし、それには限界があります。
最初に触れたとおり、1日24時間というのは変わりません。
それでもその中で多くのことをしたいのであれば、優先順位を上げることです。
優先順位を上げて、本当にやりたいことをしたとき、それが時間を作ったと考えることもできると思います。
わたしは、本当に忙しい人でやりたいことを全てやれているという人はいないと考えております。
少しでもやりたいことを含めたら全てを24時間の中に収めることは不可能です。
忙しくてもしたいことをしている人というのは、その人なりに優先順位の低い「無駄な時間」というものを自覚し、したいことの優先順位を上げて行動しているのです。
そして、優先順位を考えるときのポイントとして自分がコントロールできる範囲が実は広いこと、努力次第でその範囲を変えられるということも自覚しましょう。
学校や仕事・家事育児に使う時間も自分で決めている
極論と言われてしまうかもしれませんが、学校や仕事・家事育児なども自分でそれらの時間配分を決めています。
学校や仕事は時間が決まっているから時間配分を自分では決められない。と思うかも知れませんが、今の環境へ通うかどうかは自分で決めています。
もっと短い拘束時間の環境へ通う選択肢もある中から今の環境を選んだままでいるのも自分です。
育児・子育ては「さすがにしないわけにはいかないでしょ」と思う気持ちもあるでしょう。私も育児をしているのでその気持ちはわかります。
それでも、ベビーシッターや家事代行をお願いしたり、保育園や幼稚園など、時間を作るという選択肢を取ることも可能です。それをするかしないかは自分で決めています。
こういう話をすると、「したくてもお金がないからできない」「家族がいるので自分だけでは決められない」といった意見が出てくることは予想できます。
ただし、それすらも自分で決めているのです。お金を用意するしない、家族がいても相談して決める決めないを自分で選んでいるのです。
納得がいかない、あるいはもう少しこの話を聞きたい、という方はこちらの記事【しなければならない、ということは何一つない。思い込みを捨てよう】もぜひご覧ください。
超多忙な人は時間をコントロールできる範囲が広い
超多忙な人は、そういった仕事や家庭など、一般的にはコントロールできないと思い込んでいる範囲まで自分で調整ができることを知っています。
そして、そのために行動をしています。
「それはお金や時間があるからできるんだ」と思われるかもしれませんが、私はそういう意識を持って行動をしているから、お金や時間を作れているのだと思います。
まとめ
やりたいことがあるのに「時間がない」からできないのではなく、やりたいことの優先順位が今している他のことより低いということ。
どんなにお金と時間がある人でもしたいことを全てしている人はいない。
忙しい中で本当にしたいことをできている人は、優先順位を付けるのが上手く、そのコントロール範囲を広げる行動ができる人である。