この記事では、「我が子がギフテッドかもしれない」あるいは「自分はギフテッドかもしれない」と思った方に読んでいただきたい内容になっております。 心当たりのある方はぜひご覧ください。
ギフテッドかもしれない。そう思うパターンは2つあると思います。
ギフテッドって何?という方はこちらの記事【ギフテッドとは】をご参考ください。
1つは、我が子がギフテッドチャイルドかもしれないと思うパターン。
もう1つはこの記事を読んでくださっている方自身がギフテッドかもしれないと思うパターンです。
どちらの場合かによって内容が変わってくるので、別々に書いていきます。
下記目次から飛べますので、当てはまる内容をご覧いただければと思います。
目次
我が子がギフテッドチャイルドかもしれないと思ったら
子育てをしていて、我が子がギフテッドチャイルドかもしれないと思った場合。
おそらくそう思ったきっかけがありますよね。
遊んでいてお子さんの才能を感じたり、同年代の子と比べて何か様子が違うなと感じたり。
保育園や幼稚園の先生から、もしかしてと言われるケースもあるかもしれません。
ギフテッドかどうかは気にしなくて良い
そういったとき、ギフテッドかどうか知りたいという気持ちがあるかもしれませんが、私はどうしても知りたいということでなければ、わざわざ調べる必要はないと思います。
それはどうしてか。
まず、ギフテッドかどうかという明確の基準はありません。仮にギフテッドという診断を受けたとしても違うと言われたとしても、その境界線は人が便宜上決めたものに過ぎません。
そして、ギフテッドかどうかに関係なく、周りが対応してあげるべきことは変わらないからです。
こどもにしてあげるべき対応にギフテッドかどうかは関係ない
ギフテッドと言われようが言われまいが、お子さんの才能を感じたら枯らさないように気をつけ伸ばしてあげて、周りと違う部分を感じたら下手に矯正するのではなく個性を理解して接してあげるということが重要です。
お子さんの才能を枯らさない方法は【赤ちゃんは皆ギフテッド!才能を枯らさない育て方】こちらの記事で詳しく解説しております。ぜひ併せてご覧ください。
ギフテッドだから専用の対応をしてあげる、ギフテッドじゃないから特別なことは何もしなくていい、ということではありません。
ギフテッドに対してすべきと言われている対応(その子の特性を見て、個別に適した対応をしてあげるということ)は他のどの子にも必要なことです。
私は、ギフテッドであれ発達障害であれ、平均値と離れた特性を持っている子に対してすべきことの本質は変わらないと考えております。
ギフテッド教育というものが議論されたりしていますが、学校教育もお子さんの特性をしっかり把握してその子ごとに適した対応ができたらそれで解決する話です。
もちろん、その個別に適切な対応をするというのが、現在の教育システム上(予算や人員の都合上)難しいのは事実です。
なので、お父さんお母さんができること(してあげてほしいこと)は、学校に全てを任せず、愛情を注ぐという大前提のもとお子さんの個性をしっかり認めてあげて、余計なことをせずに適切な環境を用意してあげるということです。
もし適切な環境を用意するというのが難しかったり、何をしてあげたら良いのかわからないかたはこちらの記事【IQを上げる具体的な方法24選!体験談を交えてお伝えします】も参考になると思いますので、よろしければご覧ください。
あなた自身がギフテッドかもしれないと思ったら
ここに来ていただいた方は、何かの媒体でギフテッドというものの特徴やあるあるを見て、「もしかしたら自分もギフテッドかもしれない」と思った方が多いと思います。
私は、こどもに対してはわざわざ検査をする必要はないという考えを持っていますが、大人に関しては検査をするというのもありかなと思います。
ギフテッドかもしれないと思ったということは、おそらくいくつか心当たりがあるのでしょう。
ギフテッドかどうかはIQ検査で擬似的に判断できる
まず、把握しておくべきこととしては、ギフテッドかどうかの定義は本家アメリカでも州によってことなるらしく医学的に世界標準の診断基準はないということです。
ただ、正確に診断する方法というのはないかもしれませんが、ギフテッドの1つの目安としてIQが130以上というものがあるため、IQ検査をすることで擬似的にギフテッドかどうか知ることができるという考えがあります。
それを踏まえて、もしIQ検査をするのであれば、下記のような専門クリニックなどで検査をするのが良いかと思います。
知能検査(WAIS-Ⅳ/WISC-Ⅳ)外来 | ブレインクリニック
人間関係の悩みがあってたどり着いた人は
「人とうまく付き合えない」「話が噛み合わないことが多い」といった対人関係で何か悩みがありここへたどり着いた方がいらっしゃると思います。
そういった方の場合、まずは自分がギフテッドの傾向があるかどうかを確認して、特徴が当てはまっていたらそれを自覚することで悩み解決に繋がることもあるかもしれません。
もし自分で判断が難しければ、上でご紹介したように専門機関で検査をするのも1つの手だと思います。
ただし、検査の結果、IQが高かろうが低かろうが、そこで終わらせていたら正直何も変わりません。そうなんだなと思うだけの話です。
ちなみに、IQの高さについてどういうものか知りたい方はこちらの記事【IQの高さとは、身長のようなもの!誇るべきではないその理由とは】で解説しておりますので、興味のある方はご覧ください。
大事なのは診断を受けることではなく、該当していたら自覚をすることです。
ギフテッドの症状に該当するのであれば、自覚をすることによって、今まで自分に起きていたことの理由が知れますし、その対策方法なども知ることができるようになります。
自分がおかしいのではなく、そういうものなんだとわかるだけで救われることもあるかもしれません。
もしかしたらこちらの記事【ギフテッドの大人が快適に楽しく生きる方法】も悩み解決のヒントになるかもしれません。悩みを持つ方はご参考ください。
ここで参考程度に私の体験談を一つ。
私の知人にも、対人関係で悩みを持っているという方がいました。
その方は、自分のことを発達障害かもしれないと悩んだりもしていたらしいのですが、私からするとただ平均よりIQが高いというだけにしか見えませんでした。
そこで、私自身の話や、その方がおそらくIQが平均より高いと思うという話をしたところ。とても興味を持ってくださいました。
その後ご自身でWEB上の簡易的なIQ検査をしたら数値が高かったという話を聞き、さらにその方なりに高IQの症状や悩みというのを調べたら当てはまることがたくさんあって、悩んでいたことも多少スッキリしたと嬉しいお言葉をいただきました。
この話はおそらく、ここへ来ていただいた皆さんの中にも当てはまる可能性が高い出来事ではないかなと思っております。
もし、何か少しでもピンとくることがありましたら、自分の感覚を信じて、もう少し調べていただくと新たに気付くこともあるかもしれません。
私のブログでは体験談なども載せておりますので、よろしければご参考にしていただけたらなと思います。
少しでも皆さんの悩みが解決されることを願っております。