考え方を少し変えるだけで人生をプラスにする、人の性質を利用したギフ太流の思考テクニックをご紹介いたします。
この記事では、「知っていると得」ではなく「知らないと損」と考ることによって、「人生の選択肢が増えて問題解決能力が高められるよ」というお話をしてみたいと思います。
目次
「知っていると得」より「知らないと損」と考えよう
一般的な出来事に対して「損」か「得」のどちらかの言葉を使って考えるとしたら、あなたはどちらが良いと思いますか?
「得」という言葉を使って考えるほうが前向きな気がして良さそうだと思いませんか?
少なくとも私はそう思います。
何かを考えるとき、基本的にはマイナスの言葉よりプラスな言葉を使いたいですよね。
しかし、「知っていると得」・「知らないと損」ということに関しては「知らないと損」と考えるほうが利点がある。と私は思っています。
「知らないと損」と考えるほうが良い理由
「知らないと損」と考えると何が良いのか。
それは、損失回避性(プロスペクト理論)を活かして人生の選択肢を増やせるということです。
これだけだとよくわからないと思うので、その理由についてもう少し詳しくご説明いたしますね。
損失回避性(プロスペクト理論)を活かして知識を得られる
損失回避性とは
損失回避性とは、人々が損失を避けることを重視する傾向を表す概念です。
プロスペクト理論という、行動経済学の基礎にもなる理論の中で提唱されています。
人は「得をすること」以上に「損をすること」を恐れる傾向があります。
その性質をうまく利用するというのが私の考え方です。
「知らないことを損」と思うことによって、知らないことを回避するため「知識」を得ようと行動するようになります。
知識が増えて人生の選択肢を増やせる
知識が増えると人生の選択肢を増やせます。
選択肢が増えれば、問題を解決できる可能性が高まります。
それは、将棋で例えるなら、手持ちの駒が増えるよなものと言えるでしょう。
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まとめ
知識とは、誰にも奪われることのない財産です。
「知らないと損」と考えるだけで、簡単にその財産が増えるのだとしたら、試してみるのもありではないでしょうか。
ただ、将棋の経験がある方はわかると思いますが、いくら手駒が増えても考える力がなければ、本当の意味でそれを活かすことはできませんよね。
知識も同じで、あるに越したことはないですが、ただ持っているだけでは宝の持ち腐れであるのもまた事実です。
せっかくの手に入れたお宝を腐らせないよう、考える力も同時に育てていきたいですね。