育児に疲れた方へ。頑張らなくていいその理由とは


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ギフ太

(2E型ギフテッド・ITエンジニア)

ギフテッド当事者の体験談や考え方を発信しております。
ピアノと育児を楽しむ2児の父です。

こんにちは。ギフ太です。
「何より大事なのは、人生を楽しむこと」


育児や子育てに疲れてしまった方へ向けて、具体的な対策やその理由、考え方をご紹介しております。

育児や子育て、大変ですよね。

お父さんお母さんの中には頑張りすぎて疲れてしまっている方も多いと思います。

しかし、「あなたはもう十分頑張っているからこれ以上頑張らなくていいんだよ」こんなことを言うつもりはありません。

すでに十分頑張っているのはわかっています。そのような言葉で悩みが解決しているならここに来ていないと思います。

そこで、この記事では頑張らなくてもいい理由についてギフ太流の考え方を交えご説明していきたいと思います。

何のために頑張っているのか

まず、一番大切な頑張る目的について再確認してみましょう。あなたは何のため、誰のために頑張っているのでしょうか。

頑張るというのは手段ですよね。目的ではありません。目的を見失っている方、いませんか?

育児において頑張る目的として一番多いのはきっとこどものためですよね。こどもに幸せになって欲しい。からだと思います。

しかし中には、育児を頑張る目的が自分のためになってしまっている方もいるかもしれません。

  • 友人や知人に対する見栄のため
  • SNSでいいねを貰うため
  • 義理の両親に悪く見られたくないため
  • 配偶者に文句を言われないため

そういう方は今一度、何のために育児をしているのか考え直してみてはいかがでしょうか。

あるいは、こどものためだとは思いつつ、育児はみんな頑張っているのだから自分も頑張らなければならないと思い込んでいる方もいるかもしれません。

そんな方はこちらの記事をお読みください。【しなければならない、ということは何一つない。思い込みを捨てよう

頑張り過ぎるとどうなるのか

では、次に頑張り過ぎるとどうなるのかについて考えていきます。

そもそも、頑張り過ぎているという自覚がない方も多いかもしれません。

もし育児で疲れていて、ストレスを感じていたら、やめたいと思っていたら、それは既に頑張り過ぎです。

疲れというものはそのときの気持ちで体への影響も大きく変わります。

前向きな気持ちのときの疲れは充実感や達成感に繋がります。体は疲れてもストレスにはなりません。

しかし、後ろ向きな気持ちで疲れてしまうとそれは疲労感に。体の疲れだけではなく精神的にも疲れてしまいストレスも溜まります。

頑張り過ぎると後者の状態となりストレスが溜まってしまいます。余裕もなくなります。

親が頑張り過ぎてストレスを溜めてしまうと、こどものことは可愛いはずなのにちょっとしたことでイライラしてしまったり、こどものことはまだ我慢できるけれど、夫や妻に対して八つ当たりしてしまう。などと家庭内の空気が悪くなる原因にもなってしまいます。

もちろん、ストレスは万病のもとという言葉がある通り、当人にとっても良くありません。

逆に言えば、ストレスがかかっていない状態でしたら、たとえ同じ出来事が発生しても、余裕を持って優しい気持ちで接することができたりします。

ストレスを感じているということは体からの危険信号を受け取っているのと同じです。放っておかずにできるだけ早く対処しましょう。

ストレスを溜めないために

では、どうしたら頑張り過ぎないように、ストレスが溜まらないようにできるのでしょうか。

ストレスを自覚する

当たり前ですが、まずはストレスを自覚することからですね。

育児とは本来楽しいものです。私も肉体的に疲れることは当然ありますが、楽しいので精神的に嫌だなと、辞めたいなと思うことはありません。

前述の通りもしあなたが育児に対して最近楽しさを感じていずに、嫌だとか、辞めたいとか、マイナスな気持ちを抱いていたらストレスを感じているということだと思います。

ストレスを自覚することができたら、そのストレスが具体的に何から発生しているかも考えてみましょう。具体的に何が辛いかということです。

これは人それぞれ違うはずです。

  • 睡眠不足が辛い人
  • こどもの料理を準備するのが辛い人
  • 家の掃除をするのが辛い人
  • 洗濯物を毎回干して畳むのが辛い人
  • こどもの勉強を見るのが辛い人
  • スケジュール通りに生活をこなすが辛い人
  • 夫が何も手伝ってくれないのが辛い人
  • 妻が何でも文句を言ってくるのが辛い人
  • 自分の時間がないのが辛い人

などなど。

共通するのは、その辛いことを我慢しながら頑張っているということだと思います。

それをちゃんと自覚したうえで次のことについて改めて考えてみましょう。

こどもにとって幸せなこととは

こどもにとって幸せなこととはなんでしょうか?

お父さんお母さんが炊事洗濯は完璧にしてくれるけど、自分に八つ当たりしてきたり、両親がしょっちゅう喧嘩していたり、家庭内の空気が悪い中で生活することでしょうか。

そんな訳ないですよね。自分がこどもの立場になって考えたらわかりますが、いや大人の立場でも考えたらわかると思いますが、たとえ炊事洗濯や他のことが適当だとしても、親が優しい、家族全員が笑顔に包まれているほうが幸せなのは明確ですよね。

そういう家庭にするために、ストレスを無くしましょう。

ストレスを無くすために、頑張り過ぎる(我慢しながら頑張る)ことを止めましょう。

頑張るなら手を抜くために頑張ろう

頑張ることは偉いことではありません。頑張るとは何かを達成するための手段の一つです。やみくもに頑張らずその手段(頑張り)をどう使うかも大事です。

どうせ頑張るなら、我慢を頑張るのではなく、手を抜くために頑張りましょう。

育児において手を抜くのは悪いことではありません。

誰もが、一日に使える力というのは限られています。体力的にも精神的にも己の限界(これ以上すると辛いというところ)があります。

育児や子育てを手を抜かずにしていると、この限界を超えてしまうことが多々あると思います。その限界を超えた部分を頑張りでどうにかしてしまう人が多いのです。

それをしてしまうと、辛くなってしまいます。

限界を超えてしまう部分は頑張らないことが大事です。言い換えるなら、限界を超えてしまうことのないように頑張ることが大事です。

もちろん、ただ限界を超えてしまった部分を何もしないと、それは必要なことができなくなってしまいますよね。

そうならないように、考え方を少し変えてみましょう。

まず、やらなきゃいけない必要なことは本当に絶対に必要なことか、考えてみましょう。

それを頑張ってすることでストレスを抱え、こどもに悪影響を及ぼすことと比べても必要なのか考えてみましょう。

それでも本当に必要なことと言えることに対してはそのままでもいいと思います。

しかし、内容によっては絶対にやらなくても良いこともあると思います。

そういうことは無理にする必要はありません。

負担のない範囲で最低限さえできていれば十分です。最低限が超えられないならその基準を下げても大丈夫です。

お金に余裕があるなら、家電や家事代行サービスを頼るのもありだと思います。

何もかも自分たちでやる必要なんてないのです。

私も妻も、育児は楽しいので好きなのですが、掃除や洗濯が苦手です。そこはがっつり文明の利器を利用しています。

掃除はルンバの、洗濯はドラム式洗濯機の、洗い物は食洗機の力を借りております。

ちなみに我が家で使用しているものはこちらです。

ルンバ i3 ロボット掃除機 アイロボット

お掃除ロボットはこどもが生まれる前から利用しています。お掃除ロボットを最大限活用するには物を床に置かないことが一番なので、このルンバのおかげで床に物を置く生活が改善しました。

ただ、こどもが生まれてリビングにおもちゃが転がるようになってから、リビングでの活躍は残念ながらできなくなりました。今は廊下などを中心に頑張ってくれています。

パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900BL-C

ドラム式洗濯機、洗濯物を干すのが苦手な人にはオススメです。時短にもなりますし、余裕も出ます。こちらはこどもができてから買ったのですが、毎日ありがたみを感じています。もうドラム式洗濯機なしの生活には戻れません。まだお持ちでない方はぜひご購入を検討してみてください。


もしかしたらご年配の方や人によってはラクせず全部自分でやるのが偉いとかなんとか言ってくる人もいるかもしれませんが、そんな言葉は無視しちゃいましょう。

無理してストレスを抱え家庭環境を悪くするより、頼れるものは頼って家庭環境を良くしている方々のほうがよっぽど偉いと思います。

まとめ

家族構成や家庭環境、金銭的事情など、人それぞれ悩みは違うはずです。

すべての人に、共通する解決方法というのはありませんが、すべての人が自分1人で抱え込まずに誰かに何かに頼ってもいいのです。

家電に頼ってもいいですし、家族に頼ってもいいです。頼る相手がいなかったら行政に頼ってもいいと思います。

もちろん心当たりのあるもの全てを頼ったうえで辛い思いをしている方もいらっしゃるかもしれませんが、多くの方は全てを頼り切ることはせずに、自分が我慢をして頑張って辛い思いをしていると思います。

我慢して頑張ることを止めれば、育児は楽しくなります。楽しくなるとパフォーマンスも上がって余裕も出てきます。余裕が出ると笑顔も増えます。笑顔が増えると親もこどもも幸せが増します。

我慢して頑張らず、辛いことを抱え込まず、ラクして楽しみましょう。


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