自称発達グレーの特徴を持つ筆者の体験した、1,000万円ほど損した話です。
はじめまして、妻のLINEを既読スルーしてしまう系男子のギフ太です。
私はメールチェックや単純作業がとても苦手で、自分が損するとわかっていても後回しにしてしまいます。
好きなことは人一倍やっていられる自信があるのですが、つまらないと感じることや嫌と思うことはとことんできません。
診断をされた訳ではないですが、アスペルガー症候群やADHDなどの発達障害と言われる要素を複数持っているので、発達グレー(発達障害グレーゾーン)だと自認しております。
先日【Kaggle初コンペでソロ金&賞金獲得!権利剥奪〜復活までの軌跡】という記事を書いたのですが、そこで思い出した損した話を一つお話します。
目次
1,000万円損した話
あれは2017年頃でしょうか、世間が仮想通貨(暗号資産)バブルで賑わう少し前です。
私はITエンジニアということもありブロックチェーン技術という仮想通貨の基盤となる技術に興味を持ったので、勉強と投資を兼ねていくつかの仮想通貨を購入しておりました。
その後、自分がしたい学習を一通り終えて満足した私は特に思い出すこともなく日常を送っていました。
購入した仮想通貨を放置して数年経ったある日、たまたまニュースか何かで当時購入したコインがとても値上がりしていることに気づきます。
所有している枚数をアプリでメモしていたことを思い出し、確認して換算するとその額なんと約1,000万円!宝くじに当たった気分で、すぐに引き出そうと決心しました。
ただ、その通貨をどこの取引所で購入したかも覚えていなかったのでメールを検索してサイトを見つけます。
勘の良い方はもうおわかりかと思いますが、いざ取引所にログインしようとアクセスするとサイトに繋がりません。
どういうことかと思い、過去メールをチェックするとサイトを閉鎖するのでいついつまでに引き出せとのメールが届いているではないですか。
もちろんその期限はだいぶ過ぎていました。
一応どうにかならないかと調べてはみたものの、どうにもならず。なくなく諦める結果となりました。
そんなこんなで、メールが届いていたにも関わらず確認を疎かにした結果、期限までに出金できなかった私は1,000万円を手にする機会を失ったのでした。
タイトルではわかりやすく損したと表現しましたが、正確には儲け損なったというほうが正しいでしょう。実際に失った金額としてはおそらく2,3万円ほどだと思います。
仮想通貨を保管するなら取引所ではなく個人で
仮想通貨に詳しい方はご存知かと思いますが、購入した通貨の保管方法は大きく2種類ありまして、取引所に預けたままにしておくか、引き出して自分で管理するかを選べます。
例えるなら、銀行口座に預金したままにするか、引き出してタンス預金とするかみたいな感じですね。
仮想通貨の取引所は当時からちょくちょく各所で問題は発生していたので、引き出しておいた方が良いのも頭ではわかっていのですが、対応が面倒でそのままにしていたのがいけなかったですね。
特に今はFTX(業界大手)でも経営破綻する時代ですからね。
仮想通貨をお持ちの方は、取引所には取引をする間だけ預けて、それ以外のタイミングでは個人保管していきましょう。
保管方法としてはやはりコールドウォレットがおすすめです。
コールドウォレットのことや仮想通貨の仕組みにあまり興味がない、とりあえず安全に資金管理をしたいという方はLedger Nano X(コールドウォレットで保管するためのツール)で保管しておきましょう。
これを使っておけば仮想通貨を失う心配は不要になります。
教訓
前回の記事【Kaggle初コンペでソロ金&賞金獲得!権利剥奪〜復活までの軌跡】と同じ結論になってしまいますが、メールチェックは大事ですね。
皆さんは私のようなミスはしないと思いますが、似たような性質をお持ちの方は私みたいに損することがないよう、大事なメールやLINEのチェックは忘れないように気をつけてください。
仮想通貨(暗号資産)を既にお持ちの方で取引所に保管している方は、ちゃんと個人で管理しましょう。