他人や物事に対して「おもしろくないな」と感じる機会が多いと言う方におすすめのお話をいたします。
目次
「他の芸人のことをおもしろくないと言う芸人ほどおもしろくない」
テレビプロデューサーの佐久間宣行さんをご存知でしょうか?
テレビ東京の元社員で『ゴッドタン』や『あちこちオードリー』をてがけ、ニッポン放送のラジオ『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティやYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』などでも活躍中の方です。
私が好きな人物の一人でもあり、ラジオ・YouTube、テレビ番組などでいろいろと楽しませてもらっております。
その佐久間さんが過去に「他の芸人のことをおもしろくないと言う芸人ほどおもしろくない」「おもしろい芸人ほど、人のおもしろい部分を見つけるのがうまい」といった内容の発言をしておりました。(細かい文言は忘れてしまいましたが)
私はそれを聞いて、試しに”自分があまりおもしろいと感じていなかったお笑い芸人さん”を見る機会があったときに、意識的におもしろさを探しながら見てみました。
すると「あれ、ちょっとおもしろいかも」と感じ、何度か見るにつれてその感覚は増し、今では好きなお笑い芸人さんのひとりになりました。
相手側は今までと変わっていないのに、自分の見方を変えただけでその人のおもしろさが変わったのです。
日常生活にも応用できる考え
これはお笑い芸人さんに対してだけのことではなく、日常生活にも応用できる考え方だと思います。
自分が好きなことに関してなら、そのおもしろさというのは皆さん知っていますよね。
逆に言えば、自分がおもしろいと感じないものは、「つまらないものなのではなく、自分がおもしろさに気づけていない」という可能性も十分に考えられるのではないでしょうか。
言い換えるなら「おもしろいと感じるかどうかは、おもしろさを見つけられるかどうかで変わる」とも言えるのではないでしょうか。
それは、趣味や遊びに対してもそうですし、人に対しても当てはまると思います。
どんなものでも悪く見ようとしたら悪く見えてしまいます。
もちろん、なんでもかんでも無防備に好意的な受け取り方をしてしまったら、詐欺などの被害に遭うこともあるかもしれませんので、思考停止で受け入れるのも違うとは思います。
しかし、おもしろい・おもしろくないに関しては、プラスに受け取って損することもないのではと思います。
人生、つまらないことより、楽しいことが多い方がいいですよね。
どうせ、同じ時間を過ごすのであれば、つまらない箇所を見つけて不満を抱くのではなく、おもしろい箇所に着目して楽しむほうが満たされると思います。
最後に
この話で学べることは、「人生を楽しめるかどうかは本人の見方で大きく変わる」ということだと思います。
以前こちらの記事【これからの時代に必要な力は遊ぶ力】で「遊ぶ力」が大事というお話を書いたのですが、それは言い換えるなら「楽しむ力」でもあると思います。
ぜひ、こういう考え方をしたことがないという方は一度自分からおもしろさを見つけに行動してみてください。
新たな楽しさに出会えることがあるかもしれません。
また、「おもしろさを探してみたけれど見つからない」「何をしてもつまらない」という方は、昔の私のように無気力症候群になっている可能性もあるかもしれません。
そういう方はぜひこちらの記事【[無気力症候群]やる気ない人間が人生を楽しむようになったきっかけ】を読んでみてください。
なにか少しでも、人生がプラスになるきっかけになれたら嬉しいです。