「自分を変えたい」という思いのある方に向けて、一般的に言われている方法に加え、ギフ太流の考えやオススメの方法をご紹介しております。
自分を変えたい、と思って頑張ってみたけれどうまくいかなかった。
そんな経験はありますか?
もし心当たりがありましたら、この記事を読んでみてください。
新しい発見があれば嬉しいです。
目次
一般的に言われている対策法
まずは一般的に言われている、というか調べるとよく出てくる対策法を見てみましょう。
順を追って対策していく方法もあれば、できることから対処していく方法もあります。
パターンA(順を追って対策する)
- 自分の現状を把握する
- 目標を明確に決める
- どうしたいのか考える
- 期限を設定する
- 検討する
- 具体的な行動計画に落とし込む
パターンB(できることから対策する)
- 見た目を変える
- 付き合う人を変える
- 口癖を変える
- 他人の長所探し
- なりたい人物像の写真を壁に貼る
- 理想の人を見つけて真似る
ギフ太(ギフテッド当事者)の考え
一般的に言われていることが間違っているとは思いません。
それで変われたという方も一定数はいるでしょう。
しかし、ここに来ていただいた方は、試してみたけど自分には合わなかったという方が多いと思います。
そういった方に向けて、私の考えをご紹介したいと思います。
私は、「自分を変えたい」なら「自分の意識を変えたり努力量を増やしたりするより、環境を変えるほうが簡単」だという考えを持っております。
もちろん、「自分を変えたい」と言っても「どう変わりたいかは人それぞれ」だと思います。
具体的な手法に関しては、その変わりたいことによって変わると思いますが、共通する効果的な方法としては「環境を変えること」だと思います。
アメリカの哲学者・心理学者であるウィリアム・ジェームズの言葉としてこんな言葉があります。
この言葉は、私も間違ってはいないと思います。
しかし、これは必ずしも一方通行の話ではないと私は感じております。
隣り合わせにある言葉は相関関係があって、その順番は逆に影響することもあると思います。
どういう意味かとご説明すると、運命が変わるようなことが起きたら人格が変わってもおかしくないでしょうし、人格が変われば習慣は変わりますよね。
習慣が変われば行動も変わりますし、行動が変われば心が変わることもある。と思います。
なので、上の言葉に合わせて私の考えを表すのであれば、下記のようになります。
といっても、言葉とはその言葉を受け取る人の、発言者に対する気持ちで伝わる度合いが大きく変わります。
有名人や尊敬している人の言葉は響くが、知らない人の言っていることは響かない、ということがあるように、私みたいな誰だかわからない人間が発した言葉では「なんか知らん人が言っているな」程度にしか感じないと思います。
そこで、もう少し実感できるよう、「環境を変える」ことの具体例を出してご説明したいと思います。
「環境を変える」ことの具体例
「もっと痩せたい・食べ過ぎてしまうのを止めたい」という場合
例えば、「もっと痩せたい・食べ過ぎてしまうのを止めたい」といったとき、自分の意志でどうにかするのは難しいですよね。
辛いことを我慢をして達成しても、すぐにリバウンドをしてしまうと思います。
「つい、家にあるお菓子を食べてしまう」「夜中にカップラーメンを食べてしまう」「毎晩お酒を飲んでしまう」というときに、自分の意志でそれを抑えるのは大変だと思います。
たとえ何日かは我慢できても、ストレスになってしまいますよね。
そういうときは、家の中にお菓子やカップラーメン、お酒などがない環境へ変えて生活しましょう。
「いやいや、仕事からの帰り道についコンビニで買ってしまうのだよ」という方は、コンビニのない環境へ変えて(帰り道を変えて)帰りましょう。
もちろん、「それもストレスになるよ」という意見もわかります。
しかし、家にある食べ物やお酒を我慢するのと、帰り道を変えるのではどちらがストレスになるかを考えれば、答えは見えてくると思います。
「もっと他人に優しくなりたい」という場合
「もっと他人に優しくなりたい」という気持ちがある方も、意志の力に頼るのではなく、環境を変えましょう。
具体的には、自分の余裕がなくなってしまう環境をまず変えるのです。
他人に優しくできないという悩みを抱えている方の中には、自分の余裕がなくなっているという方が多くいると思います。
人は、余裕がない状態で他人に優しくするというのが難しい生き物です。
逆に言えば、余裕があれば他者に優しくすることも簡単にできるようになります。
自分を満たすことによって、他者も満たしたいという気持ちが自然と芽生えます。
自分の余裕がない状況で他人に優しくなるというのはとても難しいです。
その難易度に比べたら自分の余裕をなくす環境を変えるほうがまだ簡単です。
各々の足りない部分を埋めるために、余裕を生むことを邪魔している環境を見つけてそれを変えましょう。
金銭的余裕がない方は、お金を消費してしまう環境を見つけてその環境を変えましょう。
肉体的余裕がない方は、疲れてしまう環境を見つけてその環境を変えましょう。
中には、「育児中で疲れてしまうけれど育児はやめられない」といった方もいると思います。そういうときは、細かく疲れてしまうことを見てみて、変えられることを変えればよいです。
洗濯物を畳むのが疲れる、というのであればドラム式乾燥機を買ったり、掃除が大変ならロボット掃除機を買うのも環境を変えることに繋がります。
その辺の話はこちらの記事【育児に疲れた方へ。頑張らなくていいその理由とは】でもお話していますので、当てはまる方はご覧ください。
そうやって自分の余裕が満たされたら、きっと今より他人に優しくなれるようになっているはずです。
まとめ
自分を変えたいときは、自分の意志でどうにかしようとせず、環境を変えることを頑張ってみるのがオススメです。
もちろん「環境を変えれば全てが変わる」なんて言うつもりはありません。
私が伝えたいことは、「自分の意志で自分を変えるよりは、環境を変えるほうがまだ簡単である」ということです。
環境が及ぼす影響というのは思っている以上に大きいです。人間の性格は50%が遺伝、50%が環境だという説もあります。
どうせなら環境の力を有効的に使って、なりたい自分になっちゃいましょう。