オルタナティブ教育を知ろうシリーズ最後は、全体を通しての感想を書いていきたいと思います。
下記参考書籍です。
目次
7種類のオルタナティブ教育を見て感じたこと
7種類のオルタナティブ教育を見て感じたことは、一言で〇〇教育と言ってもその種類はいろいろあるということです。
体系化されている教育手法的なものもあれば、コンセプトに重きを置いた教育理念的ものもあります。
前者であれば体系化されている分スクールへの導入も比較的簡単とも言えるかもしれませんが、その反面自由度は減るでしょう。(ある程度のルールは必要です)
逆に後者であれば教育者側の裁量が大きいので同じ教育を導入しているスクールでも違いが生まれることでしょう。
どちらもメリット・デメリットがあるのでその違いだけでは一概にこちらが良いとは言えません。
誰がどういう目的でオルタナティブ教育を探すかによってたどり着く(良いなと思う。参考になると感じる)教育は違うだろうなと思います。
学校側が採用する教育方針を探すとき、平均から離れたお子さんを持つ親御さんが通わせたいスクールを探すとき、あるいはご家庭内で採用できる考え方を探すときなどによっても惹かれる答えは変わってくるのではないでしょうか。
ギフ太が良いと思った教育法
個人的ベスト3をあげるとすると下記のようになると思います。
- 【1位】サドベリー教育
- 【2位】モンテッソーリ教育
- 【3位】レッジョ・エミリア教育
【1位】サドベリー教育
1位の「サドベリー教育」は今回の書籍を読んで初めて知った教育法なのですが、私自身が学生の頃にこういう方針のスクールへ通いたかったなと思える内容でした。
まだ、直接見学はしていないので、100%オススメとは言い切れないですが、それでも私の中では現時点で1番魅力的だなと思える教育法です。
自分のこどもが将来、学校へ行くことに悩んだときは1番に検討してみたいなと思いました。
【2位】モンテッソーリ教育
2位の「モンテッソーリ教育」も良いとは感じるのですが、そのコンセプトは私の中に当然のようにある感覚なので、特に意識しなくてもこの教育はできている。それゆえに個人的には必要とはしないといったものになります。
しかし、当ブログとしてもとてもオススメできる教育法になります。
お子さんが小さいうちから、お父さんお母さんがこの「モンテッソーリ教育」の根本を理解したうえでご家庭でも接してあげてたら、お子さんの生まれ持った才能が枯れることなく伸びるのではないかなと思います。
モンテッソーリ教育に興味を持った方であればこちらの【赤ちゃんは皆ギフテッド!才能を枯らさない育て方】も参考になると思いますのでぜひご覧ください
【3位】レッジョ・エミリア教育
3位の「レッジョ・エミリア教育」もその理念はとても共感できる内容でしたのでこの順位に選ばせていただきました。
ただ、この教育は、教育手法というよりは教育理念であるので教師によってその良し悪しは大きく変わるだろうなというのも感じたことではあります。
そういう意味でも、レッジョ・エミリア教育を導入しているスクールがオススメというよりは、ご家庭内でこの理念をお父さんお母さんが頭に入れたうえでお子さんと接してあげることが良いのではないかなと思いました。
世界7大教育法に学ぶ、才能あふれる子の育て方
最後にタイトル回収的にまとめをしたいと思います。
私がオルタナティブ教育を通じてこどもの才能あふれる子を育てるとしたら、下記のようにするのが良いのではないかなと提唱してみます。
お父さんお母さんが、「レッジョ・エミリア教育」の理念を念頭に置き、お子さんが幼少期の頃はご家庭内で「モンテッソーリ教育」の根本を理解したうえで取り入れ接してあげる。そのうえで「サドベリー教育」が整った環境に通わせてあげる。
もしそれができたら、お子さんの才能が伸びて磨かれる可能性は限りなく高くなるのではないでしょうか。
参考書籍
- 【序章】オルタナティブ教育とは?ギフテッドとの関係を探ります
- 【第1回】「モンテッソーリ教育」とは?オルタナティブ教育を知ろう①
- 【第2回】「シュタイナー教育」とは?オルタナティブ教育を知ろう②
- 【第3回】「レッジョ・エミリア教育」とは?オルタナティブ教育を知ろう③
- 【第4回】「ドルトンプラン教育」とは?オルタナティブ教育を知ろう④
- 【第5回】「サドベリー教育」とは?オルタナティブ教育を知ろう⑤
- 【第6回】「フレネ教育」とは?オルタナティブ教育を知ろう⑥
- 【第7回】「イエナプラン教育」とは?オルタナティブ教育を知ろう⑦
- 【感想】「世界7大教育法に学ぶ才能あふれる子の育て方」を読んだ感想